子宮蓄膿症の治療(本文)
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子宮蓄膿症とは、子宮の中に膿が貯まる病気であり、人間にはあまり縁のない病気です。
この子宮蓄膿症は犬によく見られますが猫でも見られることがある病気です。
その原因として、子宮粘膜のpHは酸性であり細菌の増殖しにくい環境が保たれている状態ですが、このpHのバランスが崩れると子宮内に細菌が入り、異常繁殖し炎症がひどくなって化膿してしまいます。
このバランスが崩れる要因としては、発情周期に伴って分泌される黄体ホルモンが大きく関与し、そのホルモンが内膜の増殖を促進し子宮内の防御機能を低下させることがあげられます。
それにより子宮内膜は著しく肥厚して、外陰部から細菌が侵入して膿が貯留します。
子宮蓄膿症の症状として、食欲不振、多飲多尿、元気がない、強膜の血管が充血する等が主な症状です。
子宮蓄膿症の治療には、内科的治療と外科的治療の2つがあります。
内科的治療では、細菌の働きを抑える抗生剤を使用するほか、子宮の収縮を活発にさせて膿を排泄させ黄体ホルモンの働きを止める薬剤を注射する方法です。
しかしこれは対症療法で、細菌を根絶させることは難しく、かなり高い確率で再発してしまします。
もう1つの子宮蓄膿症の治療は、外科手術によって子宮と卵巣を切除するのが最も確実な方法とされています。
どの場合も早目の治療が必要であります。
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